こころのまんなか

高校の同級生同士の婚外恋愛から始まった独り言日記です。いつも私の心の真ん中には大好きなシンがいます。2人とも独身になりました。

闇堕ちシン

夜勤中…

シンからラインが来てた。


週末子供達が珍しく全員泊まりにくる予定だったけれど、みんなインフルになったと。

こういうときだけ嫁がしゃしゃり出てくる。

なんで体調不良なのに会わしたとか、自分勝手で迷惑やとか、、

自分勝手ってお前が言うかって思いながら、こっちに非があるときだけ偉そうな限り。

普段はブロックして話もせんくせに。』



インフルが発覚する4日前、本調子ではなかったシンの両親と、シンと、子供達がご飯食べに行ったことを咎められたらしい。


シン『両親はインフルではなかったし、

あの日どっか嫁が一人で出かけてて夕飯無いって話しやったからご飯食べに誘っただけなんよね。』

マナ『疲れるね…

そんな時だけそんなこと言われて。今どこでインフル貰うかなんてわからないし、ましてやご両親はインフルではなかったわけで。』

シン『なんかさ、、

こんなこと言わないようにしてきたけれど、、、感謝もされないし、子ども達の情報も共有されない、口をきくのは金の催促と文句言うときだけ、、、

今夜は凹むと思ってたけれど、なんか、アホらしくなって。。』

マナ『わかるよ。感謝されたいってわけでもないし、別に子供達のことだからいいんだけれど…

当たり前ではないのに、何事も…

きっと色々通り越すと逆にアホらしくなるんだよね。』

シン『養育費はらってアホやなーって思われてるのなら、養育費を払う義務はあるとして、養育費を払う意味はあるのかなって思うわ。払う意味ってなんなの?って。

意味なんて考えなくていい、

義務的に払えばええんやってことなら、最低限の義務の範囲でも同じやん。

こんなことマナが言われても、

私にいわれても、なんて答えたらイイんやってなっちゃうと思うねんけど、、

そのくらい受け止める余裕が無いんやと思う。

感情的に怒ったり、悲しんだりではなく、、

じゃあいいや…って思わないとやっていけなくなってるんだろうな。

前ならもっと感情を感じて、寝れなかったり思い悩んだりしてたんだろうれど、、

あっそう…って、、思ってしまうようになってしまいそうで。

いままでは子ども達っていう人質がいるから…って思っていたのが、、

あぁそれをイイ事に何してもいいって放題やったんやなって。

あかんな…今日は自分の心が死んでるわ。

父親の面会や存在なんて、子ども自身が父親に会いたくない、存在も忘れたいって言ってるのでこないで!って言われたら、もう二度と会わせる必要が無いねんて。

なのに養育費は払い続ける義務はあるからって。なんなんやろうな。

面会権は母親の一存でどうにでも軽々しく扱えるのに、養育費は強制執行で給料の差し押さえしてでも払わせるって、平等なの?

でもそれが今の日本やねんて。。』


シンはかなり堕ちてて…


シン『ただ単にやみ落ちというか、

自分の感情の無さにビックリしてる。。

子ども達と全く会えなくなったら…って怖さと、それすら受け入れなあかんようになったとき、心のダメージを受けないようにすでに抑制してるのかなって。』



サイテーなお父さんならわかるよ、会わせないのもわかる。養育費もぶんどればいいと思うし。

でも、シンは、お父さんとして頑張ってたのを1番近くで見て来てるから…


5年別居してからの私との不倫はまだしも、その前の同居中の不倫は確かにダメだったかもしれない。

でもシンが精神病の嫁の看病で追い詰められてた気持ちわかるから。

誰かに話がしたかった気持ち、自分を必要とされたい気持ち、そんな気持ちが入り混じってたんだと思う。それが、たまたま異性に走る形になってしまったけれど。


シンは強くない。むしろ弱いと思う。

そこにつけ込む嫁は最低だと思うけど、そのお金が子供に回るなら…とシンは我慢してるところもある。


人のことながら、ほんとに、シンの人生ってなんだったんだろうなって思う。

子供が病気だったから結婚して子供が産まれてすぐ何年も週末婚して、やっと家族の時間がって思ったら精神病に振り回されて、挙句に別居。

自分の小遣い2万だけ残して残りのお金全部嫁に渡して…


挙句、、、

離婚して地元に子供連れて戻ります。って。

子供達は、離婚することすら知らされないままだったらしく。

子供に親を選ぶ選択肢すら与えてあげないなんて…


比べるつもりはないけど、私は子供には子供の意思があるから、自身に選択肢を与えた。

その結果、今があるけれど、子供の意思を尊重したことを後悔はしてない。

どうしようもなく辛い時もあるけれど、子供達はみんなわかってくれてるから。


だからシンの気持ちもわかる。


私とシンは立場が違えど、辛い気持ちは共有できる…

だからこそ、よりお互いを支えないと…って。